ファッションを通じお客さまに夢と感動を提供することを大切にしている当社にとって、アパレル業界が地球環境および私たちの生活にさまざまな影響を及ぼしていることは他人事ではなく、環境負荷低減へ向けたサステナブルな取り組みは社会的責任であると認識しております。
低環境負荷な事業モデルの構築に向け、当社はサステナブル素材への切り替えやサーキュラーモデル導入努力の他、サプライチェーン全体での環境負荷を可視化する手段としてCO2排出量を算出し、2050年カーボンニュートラルの実現を目指して参ります。
当社は社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しております。重要課題として「環境に配慮した製品の開発と提供および国際認証取得に向けた環境整備」、「製品のリサイクルやアップサイクルを通じた循環型経済への貢献」等に取り組んでおります。
役職員一人一人がサステナビリティに対する意識を高め、企業活動のあらゆる局面で社会全体の持続可能性向上に貢献していくことができるよう、適切で効果的なガバナンス体制を強化して参ります。
気候変動が当社の事業にもたらす可能性のあるリスクと影響(インパクト)について、シナリオを検討し、その内容を常にアップデートしております。
当社では「温室効果ガス(GHG)プロトコル」の中で設けられている排出量の区分に則り、スコープ別に取り組み課題を設定し、実行に取り組んで参ります。
スコープ1および2は、主にオフィス・物流センターにて使用する電力・ガス等によりますが、グリーンエネルギー由来の電力への切り替えを進め、大幅な削減を行って参ります。
スコープ3については、サプライチェーン上流の製造工程、主に海外で排出されるCO2の削減が不可欠となります。そのため、海外の生産工場との連携を強化し、サプライチェーン全体でCO2排出削減に向け共同で取り組んで参ります。
当社は日本国政府の「2050年カーボンニュートラル宣言」に賛同し、2050年カーボンニュートラルの実現を目指して参ります。
サプライチェーン全体での環境負荷を可視化するため、2021年からCO2排出量の算出を開始し、今後も継続して開示して参ります。
1,061
748
(-313)
135
(-613)
355,761
335,381
(-20,380)
268,863
(-66,518)
356,822
336,129
(-20,693)
268,998
(-67,131)
排出量の単位はt
Scope1 : 事業者自らによる温室効果ガス の直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2 : 他社から供給された電気、熱・ 蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3 : Scope1、Scope2以外の間接排出 (事業者の活動に関連する他社の排出)