社長メッセージ

日本で、そして世界で。
新たな挑戦の歴史を拓きます。

代表取締役 社長執行役員
滝 一夫

代表取締役 社長執行役員 滝 一夫

Q1. ビジネスの特徴・強みを教えてください。

当社は、「衣食住」の中での「衣」の分野を主力事業としており、生地から製品まで、製品もベビーからキッズ、レディス、メンズ、インテリアなど幅広く取り扱っています。

当社の社名をご存じない方も多いかと思いますが、大手衣料品専門店から、大手量販店(GMS)、百貨店やショッピングセンターのブランドやショップ、通販など、幅広い小売業者に年間5,000万枚を超えるアパレル製品を卸しており、多くの方が知らず知らずの間に当社の製品をお買い求めになっているのではないかと思います。

トレンドや季節に合わせた売れ筋商品の企画、デザイン提案力を強みとしており、さらには、旬の商品を迅速に提案・生産・お届けできる体制を備えています。

また、製品だけでなく、国内アパレルメーカーや国内外の有名ブランドへの生地の企画・卸売も行っています。特に、近年、欧米の有名ブランド向けの生地の輸出が拡大しています。

Q2.中長期ビジョン「グローバルチャレンジ」について教えてください。

私が社長に就任した2011年に掲げたのが中長期ビジョン「グローバルチャレンジ」です。

売上の9割以上を占める国内向けの売上をさらに拡大していくことはもとより、国境という垣根を越えて、世界全体をマーケットと捉えそこに挑んでいこうというものです。

また、国内、海外に向けて当社の存在感をさらに大きくしていくためには、部門や組織という垣根も超えて、全社員が一丸となってタキヒヨーが持つ様々な強みを融合していくことが欠かせません。総合力を発揮できる組織づくりや意識改革も、グローバルチャレンジの重要な取り組みの一つです。

Q3.「グローバルチャレンジ」のこれまでの取り組みについて教えてください。

海外販売への取り組み、生産拠点の拡大、品質管理センターの立ち上げ、国内売上拡大のための組織づくりなど、様々なことに取り組みました。

2015年9月には、欧米の有名ブランドへの生地販売をさらに強化するため、世界的な生地の展示会「プルミエール・ヴィジョン・ファブリック」に初出展しました。これをきっかけに、当社のものづくりに対する世界的な認知度が向上し、名だたるブランドとの取引が拡大しました。今後は、2018年パリにオープンしたショールームを足がかりに、販路開拓に注力して参ります。

当社が掲げる「グローバルチャレンジ」としては、まだ道半ばではありますが、今後の挑戦にぜひご期待ください。

Q4.2020年2月期を振り返っていかがでしょうか。

2020年2月期は、連結売上高602億円、連結営業損失1億円となり、減収・営業赤字の厳しい結果となりました。前期の業績を受け、売上高の挽回に向けてコーディネート提案の強化やパターンの内製化による企画の差別化に取り組んで参りましたが、現在のアパレル業界における各社の構造改革や、ECの台頭など、市場における勢力図の変化への対応が充分とはいえなかったこと、さらには1月以降の新型コロナウイルスの感染拡大によるサプライチェーンの混乱が影響したことが要因です。

2021年2月期は、業績回復に向け、「この商品の特徴は何か?」という“ストーリー性”のあるものづくりをすることで、前期からの取り組みであるコーディネート提案をさらに強化して参ります。

また、ゴルフウエアブランド「WAAC」の取り扱い開始や、日本の伝統美とサブカルチャーを集積した新たな小売事業「品(しな)」のオープンなど、将来のB to C展開を視野に入れた新たな取り組みを進め、中長期的な成長を目指します。

Q5.株主、投資家の皆さまにメッセージをお願いします。

当社の創業は1751年、呉服商に始まります。269年の歴史の中では、呉服から洋服の時代へ、取扱いの主力も生地から製品へ、そして、生産も国内から海外へと大きな変化を経てきています。このような激動の歴史の中で常に当社を支えてきたのが、謙虚に商売をすることと、常に挑戦し変化しつづける精神であります。

その挑戦の精神を社内に浸透させ、社員一人ひとりが新しいことにチャレンジできるように支援をするのが私の役割であり、そして、私自らも先頭にたって新しい販路やビジネスを切り拓いていきます。

株主、投資家の皆さまにおかれましては、タキヒヨーはおもしろそうな会社だ、これからも長く成長しそうな会社だと感じていただけましたら、株主として当社を末永くご支援くださいますようお願い申し上げます。

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