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【開催レポート】 タキヒヨー「第2回総合展示会」 サステナブル・AI活用・産学連携など新たなソリューションを提案
1751年創業の繊維商社タキヒヨー株式会社(本社:名古屋市西区、代表取締役 社長執行役員:滝 一夫)は、1月31日(水)・2月1日(木)の2日間、浅草橋ヒューリックホールにおいて、全社横断型の「総合展示会」を開催しました。
今回の展示会では、初開催となった昨年7月の総合展示会に引き続き、サステナビリティを主軸に、AIを使った最新技術や産学連携による価値共創など、課題を抱えるファッション業界に向けた多彩なソリューションを展示し、2日間で延べ137社、274名の方に当社の総合力を生かしたファッションの新たな価値創造をご提案しました。
来場者からは「これまでもタキヒヨーとの取引はあったが、これだけのアイテムの幅があるとは知らなかった」「サステナビリティへの取り組みの必要性を改めて実感できた。展示会でソリューションや商品を見ることで具体的なイメージを持つことができた」などのポジティブなコメントをいただきました。
当社が構築した多彩なサステナブルソリューションを配したメインブース
■メインブース 「私たちがサステナビリティに取り組む理由」
展示会中央のメインブースでは、「私たちがサステナビリティに取り組む理由」と題したパネルを設置し、長期的、かつグローバルな視点からファッションの未来を考えたとき、今、事業を通して課題解決に取り組む必要があるということを来場者に訴えました。当社がこれまで構築してきた多彩なソリューションがお客さまの「困りごと」や「課題」を解決する一助になることを目指します。
- 1.国際認証で繋ぐサプライチェーン
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当社のサプライチェーンでは、素材から店頭に並ぶ商品までをGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)、RCS(リサイクル・クレーム・スタンダード)、OCS(オーガニック・コンテント・スタンダード)の各国際認証で繋ぐことが可能です。高まりつつあるファッションにおけるトレーサビリティへの要請に応えます。
- 2.繊維から繊維への素材循環スキーム「NO WASTE PROJECT(ノー ウエイスト プロジェクト)
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商品を作る際に出る裁断片や古着を回収して繊維に戻し、再び商品として生まれ変わらせる素材循環スキーム「NO WASTE PROJECT」。コットンからコットンに循環させる「ROOPS(ループス)」とポリエステルからポリエステルに循環させる「TRACESTER(トレステル)」の2軸で展開することで、サステナブルの幅を広げます。
NO WASTE PROJECT | Material & Scheme | TAKIHYO FOR GOOD(タキヒヨー株式会社のサステナブルサイト)
- 3.地球環境への負荷を極力小さくした素材
原料となるトウモロコシの生育過程でCO2を吸収し、さらに一定の条件下での生分解性を有するポリ乳酸繊維「HIGHLACT?(ハイラクト?)」、デニムの洗い加工の際の水の使用量を90%以上節減できる「LESS WATER DENIM(レス ウォーター デニム)」、繊維の毛羽落ちを極力減らすことでマイクロプラスチック排出量を削減する生地「Less Micro Plastic(レスマイクロプラスチック)」でファッション業界が抱える課題解決に繋げます。
HIGHLACT? | Material & Scheme | TAKIHYO FOR GOOD(タキヒヨー株式会社のサステナブルサイト)
LESS WATER DENIM | Material & Scheme | TAKIHYO FOR GOOD(タキヒヨー株式会社のサステナブルサイト)
■豊富なキャラクターをフックにした新企画
当社が強みとする豊富なキャラクターをフックとして、新生児からキッズ、レディス、メンズまで幅広いアイテムを取り扱っている当社ならではの企画力を生かした多様なコンテンツを新たにご提案しました。
- 1.コアなファンを有するサブキャラクターを使ったトータルコーディネート企画
ペルソナとして、小さい子どもがいる若いファミリーを設定し、親子でのリンクコーデを楽しめるトータルコーディネートを展開しました。今回はあえて王道ではないキャラクターにスポットを当て、キャラクターごとにストーリー性のあるテーマを設定した新企画で、これまでとは違った消費者層の需要の掘り起こしを図っています。
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- 2.PLA(ポリ乳酸)繊維×キャラクターで新生児企画
商品を選ぶ際にサステナビリティという観点を持つ消費者が、若い世代を中心に増えています。今回は、当社が有する豊富なサステナブル素材の中から天然由来の抗菌性を有するPLA(ポリ乳酸)繊維をピックし、清潔さが求められる新生児に向けた商品を企画し、サステナブルな消費をしたいけれど、何から始めていいかわからない層への訴求力を高めます。
■異業種や産学連携など、多様な視点からのものづくり
- 1.産学連携」でZ世代の視点を取り入れた商品企画
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Z世代が等身大で商品開発を行う大妻女子大学の学生ブランド「m_r tokyo(マールトウキョウ)」との年間を通したコラボレーションで、サステナブル素材を使った商品を企画しています。素材選びから学生が関わり、アイディアをものづくりのプロフェッショナルである当社が形にすることで、消費者目線を取り入れた企画を実現します。
- 2.異業種への提案も視野に入れた新機軸の企画
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ホテルなどの異業種への展開も視野に入れ、市場の成長が期待できる「サウナ」を切り口にした新機軸のライフスタイル提案企画をご紹介しました。今回初となる国内の回収ウールを使用した企画をお披露目し、サウナ×サステナブルで社会課題の解決と新たな価値創造の両立を目指します。
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■AI×Humanが創出するトレンド需要予測
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当社が長年培ってきたノウハウを生かしたトレンド分析や市場調査、店頭情報に基づく従来型予測(アナログ予測)に、過去から現在までの膨大なデータよりAIが導き出した将来の需要予測(デジタル予測)を掛け合わせることで、今までにはないより精度の高いトレンド需要予測のスキームを構築します。
- ■消費者の悩みに寄り添う新素材
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近赤外線を吸収するレアメタルを練りこんだ美容対策特化素材「BEAUTY VEIL(ビューティー ベール)」で、紫外線対策だけでは防ぎきれない光老化に対処し、「美」への意識が高い層への新たな価値を提供します。
- ■世界に広がる生産背景を生かした機能性素材
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国内・アジアをはじめ世界中に生産背景を有する当社だからこそできる、ニーズに合わせて適地生産したオリジナル生地の数々。機能性×サステナブル軸の新提案として難燃性にすぐれるモダクリル繊維と当社の「NO WASTE PROJECT」スキームを使った素材を混紡した「REGATEX(リガテックス)」(商標登録済)を開発し、近年広範囲に浸透しているアウトドア需要のさらなる深耕を目指します。
- ■サステナブルやファッションの未来を「共に」考えるメディア「__ for good(ブランク フォー グッド)」
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サステナブルやファッションのこれからについて、異なる立場でファッションに携わる人が一緒に考え、語る「場」として1月30日に新たに立ち上げたオウンドメディア「__ for good」を来場者の皆さまにお披露目しました。今後、「__ for good」は開かれた場として、消費者を含めたサプライチェーンを巻き込み、ウェビナー開催や産学連携プロジェクトなどに取り組むことで、社会課題解決を目指します。
__ for good(オウンドメディア) | TAKIHYO FOR GOOD(タキヒヨー株式会社のサステナブルサイト)
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■プレスリリースに関するお問い合わせ先:タキヒヨー株式会社 広報・IRチーム 伊藤
TEL:052-587-7030 FAX:052-587-7112 E-mail:takihyo_pr@takihyo.co.jp?