タキヒヨー株式会社

入社を決めた
ポイントは?

もともとファッションに興味があり、繊維商社を中心に受けていました。
将来は一流の商社マンを目指したいという思いがあり、そのためにも‟3年くらいのタームでいろいろな部署を経験する”ということを、入社前から自分の中で一つの目標として考えていたんです。いくつかの企業を受ける中で、それを実現できそうな柔軟性やチャレンジを受け入れてくれる空気感があると感じたのが当社でした。特に印象的だったのは、選考の過程や社員の方々とのやり取りの中で、いい意味で気張り過ぎずに自分らしくいられる雰囲気があったことです。
他社にはない自然体の良さや懐の深さのようなものが感じられて、この会社ならいろいろな経験を積みながら、自分らしく働けるのではないかと思えたことが入社の決め手となりました。

実際に複数の部署を経験された感想は?

自分がやりたいと思う道を着実に進めていると思います。
最初の3年間で製品の卸売り部隊で営業やMDを経験し、この会社の基本となるビジネスを学べたと感じています。その後、新たに立ち上げることになったサステナブルチームに志願し異動。主な業務は、それまで学んだ基本を生かしながら、より開発に重点をおいたものづくりやスキームの構築で、ここで得られる知識や経験は私の思い描いているキャリアに近づくための確かな一歩になると確信していました。会社としてもサステナブルに向けた取り組みに力を入れ始めたところで、そのスタートメンバーとして携われたことは、自分にとって大きなめぐり合わせだったと思います。
そして製品と生地、輸出と輸入という全てを扱うことができる今のグローバルトレードでの仕事はやりがいしかありません。スケールの大きさにしても、競合する他社の顔ぶれにしても、これまでとは違った次元での戦いです。
入社前から掲げていた一流の商社マンになるという目標に向かってさまざまな部署を経験できたことは自分にとって大きな財産となっています。

これまでの経験が仕事に生かされていると感じることは?

学生時代、アイスホッケーのプロスポーツ選手を目指していたことがあり、今でもプライベートで続けています。
私にとって仕事とスポーツはとても似ていると感じています。ひとつの目標に向かって仲間と力を合わせて取り組んでいく。その中で一人ひとりそれぞれに明確な役割があり、自分はどうすればチームに貢献できるのかということを常に考える。そうした姿勢は、今の仕事にも通じています。
スポーツの世界では自分がチームの中心となって全力でプレーする時期もあれば、主力選手を支える役割にまわる時期もあります。仕事も同じで、毎日コツコツと努力や経験を重ねることで自分自身が成長する時期があり、やがて後輩や部下を育て、支える側に立つフェーズもあります。そうした考え方や経験は、スポーツを通じて自然と身についたものであり、今もチームワークが重要となる仕事の中で生かされていると感じています。

今後の目標は?

現在はアジアチームのチーフとして、アジア市場の開拓に取り組んでいますが、まずはこのマーケットをしっかり確立させていくことが直近の目標です。アジアはこれから大きな成長が見込まれる市場であり、当社の強みである生地と製品の両輪を生かして積極的に仕掛けていくことで、アジアマーケットでの確かなビジネスの基盤を築いていきたいと考えています。
また自分自身、チームをまとめたり後輩を育てたりすることにやりがいを感じており、そういった役割が向いているとも感じています。将来的には今のチームをさらに大きな組織へと成長させ、自らもマネジメント層として組織を牽引できるような存在になっていくことが目標です。

休日の過ごし方は?

曜日に関わらず、毎日ジムに通っています。自分を追い込んでいるというよりは、そのルーティンがとても心地良く、どんなに忙しい日でもジムに行かないと一日が終わった気がしないんです。その他にはアイスホッケーも続けていますし、毎週のように釣りにも出掛けています。釣りをしている時間は、日常の喧騒から少し離れて自然の中で自分と向き合うことができる、心の余白のような時間です。気持ちに余裕が持てることで、仕事にもより前向きに取り組めるようになると感じています。ビジネスパーソンこそ、釣りをやった方がいいんじゃないかと思うほど、貴重で大切な時間になっています。そうした時間を大切にしているからこそ、今日は何もしないで過ごすという日はほとんどなく、休日もアクティブに過ごしています。